7月中号 第267号

カップ10

 ブラジルの前半を見たら、強い、穴が無い、と思いました。全員が、献身的な守備をします。人をかけて、囲んでボールを奪います。今日も、ゴールまでの手数が少なく、シュートまで持っていきます。先制点を奪って、益々、カウンターがやり易くなりました。こうなったら、ブラジル、アルゼンチンの決勝戦を楽しもうか、位な感じでした。
 運動量が上がらないオランダは、チャンスになっても、攻めを遅らせられてしまいました。ファンペルシーもいま一つの出来です。
 後半で、ラッキーな同点になり、オランダが元気になりました。思い通りの展開にならずに、どんどんイライラしたブラジルの隙を突いて、逆転。今まで、楽な試合しかなかったし、北朝鮮や、ポルトガル戦のように、守備を固める相手をなかなか崩せませんでした。あせるブラジルは、最後は自滅した感じです。

 予想は大当たりでした。オフサイドラインをすり抜けて、先取点は取ったブラジルですが、その後は、なかなか守備陣の裏に入れません。ダイナミックな攻撃は出来ませんでしたが、ロッペンは、活躍しました。ブラジルのレッドは、少し厳しいけれど、踏みつけにいっているようなので、仕方が無いでしょう。

 出場停止や、ケガ人で、層が薄いガーナの劣勢を跳ね返すかのような、スタジアムの応援です。なんか、ガーナに、先取点を取らせてあげたくなりました。
 試合は、以外にも、攻め合う展開になりました。まずは、ウルグアイの攻勢、次には、ガーナの番。しかし、ウルグアイの堅守の前に、中に入れません。前半終了間際のロングシュートで、ガーナの先制。
 後半は、ウルグアイが、圧力をかけ、フリーキックで同点。その後は、運動量で勝るガーナが、押し気味の展開。層が薄いせいか、選手交代は2人のガーナ。延長後半の後半で、テレビ終了。
 後でダイジェストを見たら、ロスタイムで、一発レッド、PK、そして失敗のドラマがありました。

 予想は、かなり当たっていました。
 巧さというか、狡さのハンドの、ウルグアイ。雑さが、PKにも出た、ガーナでした。

 「メッシのドリブルに、ドイツは翻弄されます。しかし、アルゼンチンはなかなか得点が奪えず、ドイツのカウンターを許します。ゲームの主導権を奪われ、アルゼンチンはあせります。
 守備も堅く、パス、ドリブルのバランスも良いスペインが、主導権を握ります。先取点を奪って、出場停止の選手がいるパラグアイの反撃を、許しません。
これが、ビータの戦況予想です。」
 後出しじゃんけんみたいですが、これは、準々決勝の前に、書いた原稿です。

 早い時間の先制点が、効きました。気性の荒いアルゼンチンは、今大会初の、追いかける展開に、戸惑いました。決定力のあるイグアイン、ボールを取られず、ゲームを組み立て、シュートも出来るエースのメッシ、攻守にチームに貢献するテベス。その他、世界のビッグクラブの、オールスターのようなメンバーです。しかし、1ヶ月も絶好調を維持するなら、奇跡です。
 メッシにボールを持たれても、最後のところをやらせなかったドイツ。破壊力のある攻撃陣を、分断しました。幸運にも、後半の後半で、3点も取れました。

 第261号で触れたのですが、このグアテマラ人の主審は、嫌いです。PKや、カード、その他のジャッジに多数異議があります。
 守備網の外でパス回しするスペイン、リズムが出ません。時折見せるカウンターで沸かせるパラグアイでした。前半の決定機は、パラグアイの方が多かったです。
 後半になり、動きが激しくなったスペインが、徐々に圧力を増します。前の試合の疲れか、パラグアイが動けなくなります。結局、乗っているビジャに、こぼれ球が来て、決着。
 スペインとしては、反省しきりのゲームでしょう。やはり、ポルトガル疲れなのでしょうか。
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by orcorn | 2010-07-04 22:40


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