7月下号 第269号

カップ10

 オランダ、ウルグアイ戦は、予想以上に、ウルグアイの積極的な守備で始まりました。前目でボールを奪って、早い攻めをしました。
 なかなかリズムに乗れないオランダですが、ロングシュートで先制。前半終了間際に、ウルグアイのお返し。
 後半から選手を代えて、前への圧力を強めるオランダ。微妙な判定の勝ち越し点、そして追加点。ウルグアイが、一矢報いて、試合終了。
 ビータの予想は、少々外れましたが、多くの人の予想通り、オランダの危なげない勝利、でした。
 
 前半は、ウルグアイがペースを掴んでいましたが、オランダも、予定内です。
 オランダは、華麗なパスワークと、ドリブルのイメージを持たれますが、今大会では、それは、全体の1割程度。主体は、狭い範囲に7人で守備のブロックを作って、裏へ入らせない守備です。時には、一人を残して、皆で守ります。
 攻撃は、前の3人の、個人技とコンビネーションで、点を取ります。
 地味な戦術ですが、大会前の、「強い攻撃力と不安のある守備」という前評判に対して、修正したのです。
 現に、ウルグアイの2点とも、ペナルティーエリアの外からです。速攻しても、決定的チャンスは作れませんでしたし、奥深く、えぐれません。
 オランダは、先制したら、無理をせず、守りを固めます。調子が上がらないように見えるのは、点を取ることより、勝つことを目指して、体力を温存するからです。日本戦が、良い例です。
 後半に、勝ち越しを目指して、オランダらしい厚みある攻撃を出しましたが、今大会では、これは、隠し球です。
 オフサイドにも見える追加点でしたが、ディフェンスに当たって、コースが変わったシュートを、空振りしたのか、避けたのか、微妙です。
 ウルグアイも、最後は、1点差にしましたが、後半途中で、体力を使い果たしたようで、余力があるようには、見えませんでした。

今回は、得点の2割程度が、ペナルティーエリアの外からのシュートだそうです。これは、ワールドカップ史上、特筆すべき特徴だそうです。それだけ、各チームの守備のブロックが強くなり、中に進入できないのでしょう。

 スローインの時、選手が、ユニフォームでボールを拭くのを、よく目にします。まさか、汗で濡れるのではないでしょうから、悪いピッチ状態のため、試合前に撒いた水で、ボールが濡れるのでしょうね。
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by orcorn | 2010-07-07 13:37


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