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2月25日号 第12号

食えないつまみ
 新しい酒税の続き
ビール以外の主な税は次の通りです。
         今の税率    新しい税率 1リットル当たり
清酒        141円     120円
果実酒(ワイン)  70円      80円
焼酎        248円     200円
ウイスキー    409円     370円
リキュール    119円     120円
みりん        22円     20円
新開発の発泡性酒類        220円
新開発の醸造酒          140円
新開発の混成酒(カクテルのような物)220円

 上がった物と、下がった物とがありますが、かつてはビールより高かった焼酎がかなり下がり、ビール(220円)より高い物は、今後はウイスキーのみとなります。第4のビールのような物を作れば、ビールと同じ税率になるため、これからは、そのような新商品も現れないでしょう。
ワインが第3のビールと同じ税率になるのですが、アルコール度数あたりで考えると
ビール     5%とすると、1%につき44円の税
第3のビール 5%            16円
清酒      12%           10円
ウイスキー  40%           9.25円
焼酎      25%            8円
ワイン     12%           6.67円
となり、かなり優遇されているワインに比べ、ビールにいかに厳しい税率がかけられているかが解ります。
 皆さん、こりゃプンプンくるでしょ。

今日のジョッキ スカルディス12

 以前は、「ブッシュ12」が出回っていましたが、それと同じ商品です。ヨーロッパで売られているのが「ブッシュ12」です。アメリカでは、バドワイザーの会社が「ブッシュ」という銘柄を売っているので、近所に流れる川の名前を付けて「スカルディス12」というラベルで売っています。昨年よりこの商品が輸入されているようです。
 ベルギービールの中で、最もアルコール度数の高いビールとして知られ。その12%から、名前が付けられています。
 ビンの上部が王冠ごと濃い金色のホイルで包まれていて、ラベルもゴールドが基調で、高級そうな感じです。
 ビールは、茶に近いゴールドで、フルーティーな香りで、まろやかな口当たり、すぐにモルト味が広がり、ナッツ風味が味わえます。徐々にしっかりした歯ごたえを感じてきて、甘さと、ホップのドライさと、スパイシーさが調和して、余韻が長く残ります。そして、顔の火照りを感じます。とてもおいしいビールです。

時事―な問題点 トリノオリンピック

 有名な大都市で行われる夏のオリンピックに比べ、冬のオリンピックの都市はとても地味です。ビータはもう、アルベールビルやリレハンメルがどんな都市だか良く覚えていません。外国の方も長野の事を忘れているのではないでしょうか。でもトリノは、オリンピックに決まる前から、まあ大きな町ではあるけど、それほど有名でも無さそうなのに、自分でも理由は良く解らないんだけど、知っていました。
 トリノ、長野、ニュートリノ
 とっ、トリノ?鳥取の・・・
 トリノ一。酉の市
 なんか耳に馴染んでいる音っていうのか、とにかく知っていた気がします。多分、トリノオリンピックをやった事を忘れても、トリノっていうイタリアの町は、忘れない気がします。

ビータのつぶやき

 今月の試飲会は、過去最大の参加者の中、終了しました。なかなかスムーズに進行できずに、ご迷惑をおかけしました事を、お詫び申し上げます。すいませんでした。今後は、このことを糧に、さらに充実した会にするよう努力しますので、暖かい応援のほど、ぜひお願い致します。
 今回のテーマはドイツでした。ドイツマニアの方も、ドイツビールの事を良く知らない方も、発見と驚きの15種類ではなかったかと、自画自賛しております。次回も、すごいアイテムをそろえますよ。
by orcorn | 2006-02-27 14:05


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